chydry’s blog

アラサー備忘録

二度見知り

もともと人との距離の取り方は苦手な方で、人見知りを自覚している。

しかし、仕事や必要な時などには社交性を装って対応することも出来るため、必要最低限の社交性を備えた人見知り、もしくは二度見知り(2度目に会った時にどう接していいか分からなくなる)である。

本物の人見知り様から見たら「それ人見知りじゃねーから」と一蹴されそうだが、まあこれはこれでしんどいのである。

 

人見知り期の自分は意識して人当りが良いため、割とコミュニケーションはスムーズであったりする(とても努力している)。

そこから先の心の壁は分厚く高く、二度見知りの状態が続く。基本的には「みんな私のこと嫌いだろうから邪魔にならないようにひっそり生きる」と思って行動する。故に友達はかなり少ない。

 

二度見知り期を長く続ける関係の中で、「この人のことはもっと知ってみたい」と思う人がごく稀に出現する。そういう時は特技の「飲みに行きましょう」という飲兵衛スキルを発揮し、酒の力を借りながら交友関係を深める。

 

ある程度仲良くなってから、ここからが問題なのである。

私はかなり底の浅い人間なので、最初のうちは楽しく会話できていたとしても、すぐに「あ、こいつ大して面白くないな」というのが露見する。

しかし、私は相手がそう思っていたとしても、頭が悪いのでそういう状態に気づくことができないのである…愚か…。

相手がわしのことをめんどくさいと思っていても、「最近あの人付き合いが悪いけど忙しいんかな~?また遊んでくれんかな~?」と呑気なものである。

後々、私と距離を置きたがっていた、という事実にたどり着き絶望的に反省する、というのがここまででワンクール。

 

人との距離の取り方は、遠すぎても寂しいし、近くなれたらなれたでその維持の方法が分からずにまた離れたり、いくつ歳をとろうと、いやむしろ歳をとったからこそままならないものなのだなあ、と思う。